算数検定を「自信」に変えるために大切なこと
「算数検定は何歳から受けたらいい?」
「学校より先の級を目指した方がいい?」
「うちの子も挑戦させた方がいい?」
算数検定について、このようなご相談をいただくことがあります。
幼児教室しばたでは、算数検定への挑戦も大切にしています。そして、これまで算数検定に挑戦した教室のお子さまで、不合格になったお子さまはいません。
でも、私が一番大切にしているのは、「全員合格」という結果だけではありません。
算数検定を一つの目標にして、「できなかった問題ができるようになった」「頑張ったら合格できた」「次はもう一つ上に挑戦してみたい」という経験を積むこと。
算数検定を、級を取るためだけのものではなく、お子さまが算数に自信を持つためのきっかけにすること。
私は、ここに大きな意味があると考えています。
1.「何級を受けるか」より、まず今の力を見る
同じ学年でも、算数の力は一人ひとり違います。計算は得意だけれど文章題になると止まる子、数には強いけれど図形が苦手な子、考え方は合っているのに計算ミスが多い子など、つまずくところもさまざまです。
ですから私は、「○年生だから○級」と学年だけで決めるのではなく、まずその子が何を理解していて、どこから不安定なのかを見ることを大切にしています。
例えば、わり算で間違えているからといって、わり算ばかり練習すればよいとは限りません。九九がまだ不安定なのかもしれませんし、途中の引き算で間違えているのかもしれません。
文章題が苦手に見えても、計算ができないのではなく、「何を聞かれているのか」を読み取るところで止まっている場合もあります。
「できない問題」を何度もやらせる前に、「なぜできないのか」を見つける。
ここが分かれば、その子が今やるべきことも見えてきます。
2.「少し頑張れば届く級」を目標にする
周りのお子さまが上の級に合格していると、「うちも早く先取りした方がいいのかな」と思うこともあると思います。
もちろん、力のあるお子さまは学年を超えて挑戦してもいいと思います。ただ、私は「何年先を勉強しているか」だけで、その子の算数の力を判断しません。
難しすぎる問題を解き方だけ覚えて進むより、今の力より少し上の問題を自分で考え、「分からない」を「分かった!」に変えていくことも大切です。
最初はできなかった。練習した。少しずつ分かるようになった。そして本番で合格できた。
この経験から、
「頑張ったらできた」
「私にもできる」
「次もやってみたい」
という気持ちが生まれます。
「合格した」という結果だけではなく、「頑張ればできるようになる」と自分で実感すること。
これが、その後の学習にもつながる大きな自信になります。
3.合格の先にある「考える力」まで育てる
算数検定には出題範囲があります。ですから、出る問題の解き方を覚えて練習すれば、点数につながることもあります。
でも、それだけで終わってしまうのはもったいないと思っています。
「どうしてこの式になるの?」「この数字は何を表しているの?」「ほかの方法でもできる?」
こうしたことまで考えることで、検定の勉強そのものを、考える力を育てる時間にすることができます。
幼児期や低学年では計算が速いだけで「算数が得意」に見えることがあります。しかし、学年が上がるにつれて、文章題、図形、割合など、解き方を覚えるだけでは対応しにくい問題が増えていきます。
その時に必要になるのが、「何を聞かれている?」「何が分かっている?」「どうすれば答えに近づける?」と、自分で考える力です。
だから私は、検定のための勉強を、検定だけで終わらせたくありません。
合格を目指しながら、その先の学習にもつながる算数の力を育てる。
ここを大切にしています。
私は、働きながら2男1女を育て、3人とも東大理系に進みました。また、これまで1000名以上の親子さまと関わってきました。
その経験から強く感じるのは、伸びる子は、最初から何でもできる子とは限らないということです。
分からないことがあっても考えてみる。できなければ練習する。そして「できた!」を自信に変えて、また次に挑戦する。
算数検定は、この経験を子どもに分かりやすく与えてあげられる、とても良い機会だと思っています。
そして、これまで教室から算数検定に挑戦したお子さまに不合格者がいないのも、ただ過去問を繰り返しているからではありません。
その子の今の力を見て、合った目標を決め、つまずいているところを見つけ、必要な力を一つずつ身につけてから本番に送り出す。
この過程を大切にしています。
「うちの子も算数検定に挑戦させてみたい」「何級から始めればいい?」「今の勉強方法で合っている?」「もっと算数に自信を持たせたい」
そんな時は、ぜひ一度ご相談ください。
幼児教室しばたでは、検定に合格することだけを目的にするのではなく、お子さま一人ひとりの今の力を見ながら、「分からない」を「分かった!」に、「できない」を「できた!」に変えていく指導を大切にしています。
算数検定を、お子さまが「私、算数できる!」と自信を持ち、次の挑戦へ進むきっかけにしてみませんか?
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