「何度言っても勉強しない」
「声をかけると、すぐに嫌がる」
「つい『早くしなさい』と言って、親子げんかになってしまう」
このようなお悩みを持つお母さまは、とても多いです。
お子さまに勉強してほしいからこそ、つい何度も声をかけてしまいます。
けれど、言えば言うほど動かなくなったり、
「今やろうと思っていたのに」と反発されたりすることもあります。
だからといって、何も言わずに見守るだけでは不安になりますよね。
実は、勉強しないように見えるお子さまにも、それぞれ理由があります。
疲れている。
何から始めればよいか分からない。
問題が難しくて、自信をなくしている。
失敗することを怖がっている。
その理由を見ないまま「勉強しなさい」と伝えても、お子さまはなかなか動けません。
大切なのは、無理に動かそうとすることではなく、
お子さまが自分から始めやすくなる声をかけることです。
今回は、勉強しないお子さまへの声かけで意識したい3つのポイントをご紹介します。
1.命令するのではなく、自分で選ばせる
「早く勉強しなさい」
「今すぐ宿題を始めなさい」
このように言われると、お子さまは自分の行動を決められたように感じ、反発しやすくなります。
そのようなときは、
「今日は何から始める?」
「宿題と計算、どちらを先にする?」
「何時から始めようか?」
と、選べる形で聞いてみてください。
勉強すること自体は変わらなくても、自分で順番や時間を決められると、お子さまは動きやすくなります。
最初からすべてを任せる必要はありません。
親がいくつかの選択肢を用意し、その中からお子さま自身に選ばせることがポイントです。
「やらされている勉強」から、
「自分で決めた勉強」に変わることで、少しずつ主体性が育っていきます。
2.できていないことより、始めたことを認める
勉強を始めても、
「まだこれだけしかできていないの?」
「もっと早く始めればよかったのに」
「字が雑になっているよ」
と、できていないところばかりが気になってしまうことがあります。
けれど、お子さまにとっては、机に向かったこと自体が大きな一歩かもしれません。
「自分から始められたね」
「まず一問できたね」
「昨日より早く取りかかれたね」
このように、始めたことや少しでもできたことを認めてあげてください。
結果だけでなく、行動や過程を見てもらえると、お子さまは、
「もう少しやってみよう」
「次も頑張ってみよう」
と思いやすくなります。
褒めるところがないように感じる日でも、
「机に座れた」
「鉛筆を持てた」
「一問だけでも取り組んだ」
という小さな変化に目を向けてみてください。
その積み重ねが、自分から動ける力につながっていきます。
3.勉強しない理由を一緒に探す
お子さまが勉強しないと、つい「やる気がない」と考えてしまいがちです。
けれど、本当は、
「問題が難しくて分からない」
「量が多くて、終わる気がしない」
「何から始めればよいか分からない」
「間違えるのが嫌」
という気持ちを抱えていることもあります。
そのようなときは、
「どこが難しそう?」
「最初の一問だけ一緒にやってみようか?」
「今日はどこまでならできそう?」
と聞いてみてください。
全部を一度にやらせようとせず、課題を小さく分けることも大切です。
たとえば、
「このページを全部しよう」ではなく、
「まずは一問だけやってみよう」
と伝えるだけで、始める負担は小さくなります。
勉強しないことを責めるのではなく、動けない理由を一緒に探す。その姿勢が、お子さまの安心感につながります。
声かけを変えると、親子の関係も変わります
勉強しないお子さまへの声かけで大切なのは、
- 命令ではなく、選べる形で聞くこと
- 結果だけでなく、始めたことや過程を認めること
- 勉強しない理由を一緒に探すこと
この3つです。
お子さまが自分から勉強するようになるまでには、時間がかかることもあります。
一度声をかけ方を変えたからといって、翌日から急に自分で机に向かうとは限りません。
けれど、毎日の関わり方が少しずつ変わることで、
「勉強は怒られる時間」から、
「安心して取り組める時間」へと変わっていきます。
私自身、働きながら子育てをし、2男1女を東大理系へ導いてきました。
また、これまで1000名以上の親子さまと関わる中で、同じ声かけでも、お子さまによって受け取り方が大きく違うことを感じてきました。
励まされることで頑張れる子もいれば、
そっと見守ってもらう方が動ける子もいます。
具体的に指示してもらう方が安心する子もいれば、
自分で決めることでやる気が出る子もいます。
だからこそ、声かけには一つの正解があるわけではありません。
大切なのは、お子さまの性格や今の状態に合った関わり方を見つけることです。
「何度言っても勉強しない」
「声をかけるたびに、親子げんかになってしまう」
「どこまで手を出してよいのか分からない」
「うちの子には、どんな声かけが合うの?」
そのようなお悩みを、一人で抱え続けなくても大丈夫です。
幼児教室しばたでは、お子さまの様子やご家庭での状況を伺いながら、学習の進め方だけでなく、お子さまが動きやすくなる声のかけ方や関わり方も一緒に考えています。
教室での個別指導のほか、遠方にお住まいの方や、教室へ通うことが難しい方には、Zoomでの個別相談も行っています。
今のお子さまに必要なのは、勉強量を増やすことなのか。
問題の難しさを見直すことなのか。
それとも、声のかけ方を変えることなのか。
一緒に整理しながら、お子さまに合った方法を見つけていきましょう。
まずはメールにお問い合わせください。
