算数の力は、いきなり計算問題を解くことから育つものではありません。
幼児期に大切なのは、数や形をただ覚えることではなく、実際に見て、触れて、比べて、考える経験を重ねることです。
「なんとなくわかる」
「自分で気づく」
「こうしたらどうなるかなと考える」
こうした経験が、あとから計算力や文章題、図形問題を理解するための土台になっていきます。
今回は、幼児期に大切にしたい数や図形に親しむためのポイントを3つお伝えします。
ポイント1
数を“量”として感じる経験を増やす
数字を読めることと、数の意味がわかっていることは同じではありません。
幼児期には、まず「多い・少ない」「同じ数」「増えた・減った」などを、目で見て、手を動かしながら感じることが大切です。
具体物を並べたり、分けたり、比べたりする中で、子どもは数をただの記号ではなく、実感をともなったものとして理解していきます。
この経験が、たし算・ひき算の理解や、数のまとまりをとらえる力につながっていきます。
ポイント2
図形を“手で考える”経験を大切にする
図形の力は、プリントの上だけで身につくものではありません。
積み木、パズル、カード、身の回りのものを使って、形を合わせたり、向きを変えたり、組み合わせたりする経験が大切です。
「同じ形かな?」
「向きを変えたら入るかな?」
「どこを合わせたらぴったりかな?」
こうした試行錯誤の中で、形を見る力、空間をとらえる力、先を見通して考える力が育っていきます。
幼児期に手を動かして考えた経験は、小学校以降の図形問題や、文章を読んで場面をイメージする力にもつながります。
ポイント3
答えよりも、考える過程を大切にする
算数に強い子を育てるうえで大切なのは、早く正解することだけではありません。
「どうしてそう思ったのかな?」
「ほかのやり方はあるかな?」
「どこで迷ったのかな?」
と考える時間を大切にすることで、自分で考える力が育ちます。
幼児期の学びでは、間違えることも大切な経験です。
うまくいかなかったときに、もう一度考えてみる。
違う方法を試してみる。
自分なりに答えを見つけようとする。
その積み重ねが、粘り強く考える力につながっていきます。
まとめます
数や図形に親しむために大切なのは、子どもが実際に見て、触れて、考える経験を重ねることです。
数字をただ覚えるのではなく、数を“量”として感じること。
図形を見て、動かして、手で考えること。
そして、答えだけでなく、考える過程を大切にすること。
この積み重ねが、たし算・ひき算、文章題、図形問題を理解するための土台になっていきます。
幼児教室しばたでは、数や図形をただ教え込むのではなく、
お子さまが自分で気づき、考えながら学ぶ時間を大切にしています。
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