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単位が難しい一番大きな理由は「暗記」だから・・

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1年生のうちに習う足し算・引き算は、単に数だけを見て足したり引いたりすればできる範囲のものでした。文章問題についても同様で、「リンゴを2個買いました。みかんを3個買いました。合わせて何個ですか?」のように最初から単位が揃っているために分かりやすいですよね。

ところが。。。単位となると、途端に、算数苦手!となってしまいます。😢

単位が難しい一番大きな理由は「暗記」だから・・

1dL=100mLである。これは定義されたものですから、理屈を抜きにして、まずは「そういうものだ」と覚えなければなりませんよね。小さい子にとって単位の勉強が難しい一番の理由は、単位が「暗記するもの」だからです。

1dL=100mL
・1L=1000mL
・1L=10dL

こう換算されることをまずは暗記しなければ、計算に進むことができません。逆に言えば、暗記さえしてしまえば、単位が苦手だという問題はほぼ解決します。のちほど苦手克服のための対策方法をお伝えしますが、まずは、単位は九九などと同じく暗記が必要だと思ってください。

単位の問題を解くには作業が2つ必要だから難しい

小さい子にとって単位の問題が難しい理由は、もう1つあります。

例えば「2L-4dLは何dLですか?」という問題は、

①1L=10dLであることを思い出して、2Lを20dLに置き換える。
②20dL-4dL=16dLと計算する。

と段階を踏んで2つの作業を頭の中で行います。

これは、つまり

①暗記した単位換算を思い出して数を変換する
②単位を揃えたところで計算する

ということなのですが、①と②のどちらで間違えても正しい答えは導けず、間違える確率が高くなってしまうのです。単位の問題は、1つ1つの作業を丁寧に解く粘り強さも必要です。

単位の苦手を克服すれば高学年になってからが楽!

高学年になると分数や小数を習います。分数や小数を扱えるようになると、

200mL=0.2L

のように、単位の換算にも分数や小数を使う場面が出てきます。

小学生さんが悩んでいる算数、お勉強も投稿していきますね。
一緒に頑張りましょう!柴田

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