教室の様子

プリントを嫌がりにくくするには。

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「プリントを出すと嫌がる」
「なかなか机に向かえない」

こうしたご相談は、日々の中でよく耳にします。
子どもがプリントを嫌がると、「勉強が苦手なのかな」「このままで大丈夫かな」と心配になることもあるかもしれません。

けれども、プリントを嫌がる背景には、内容そのものの難しさだけでなく、取りかかりにくさや、負担の大きさが影響していることもあります。
そのため、大切なのは無理に進めることではなく、子どもが取り組みやすい形を少しずつ整えていくことです。
ここでは、ご家庭で意識しやすいポイントを3つご紹介します。

① 最初から多くを求めすぎない
プリントを見るだけで気が重くなってしまう子もいます。
そのようなときは、1枚すべてを終えることを目標にするのではなく、まずは1問だけ、あるいは半分だけでもよいと考えるほうが、取り組みやすくなることがあります。

「これならできそう」と感じられる量にすることで、始めることへの抵抗感がやわらぎやすくなります。
最初の一歩を軽くすることは、継続しやすさにもつながります。

② できた経験を積み重ねる
うまくできない経験が続くと、子どもはプリントそのものに苦手意識を持ちやすくなります。
そのため、はじめのうちは、少しやさしめの内容や、取り組みやすい問題から始めることも大切です。

「自分でできた」「最後までできた」という感覚は、次に取り組むときの安心感につながります。
小さな達成感を積み重ねることが、学習への前向きな気持ちを支える土台になっていきます。

③ 正解だけでなく、取り組む過程にも目を向ける
プリントでは、どうしても丸かバツかに意識が向きやすくなります。
けれども、子どもがどのように考えたか、どこで迷ったかを見ることも、とても大切です。

たとえば、「ここまでよく考えたね」「自分でやってみたんだね」と過程に目を向けた声かけがあると、子どもは結果だけでなく、考えることそのものに意味を感じやすくなります。
そうした積み重ねが、学ぶことへの抵抗感を和らげることにもつながっていきます。

まとめ
プリントを嫌がりにくくするためには、無理にやらせることよりも、取り組みやすい形を整えることが大切です。
量を調整し、できた経験を重ね、結果だけでなく過程にも目を向けていくことで、子どもの気持ちは少しずつ変わっていくことがあります。

ご家庭での学習は、完璧に進めることが目的ではありません。
その子に合ったペースを大切にしながら、安心して取り組める時間を少しずつ積み重ねていけるとよいですね。

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