――特別なことはしていません。大切なのは、幼児期の“土台づくり”でした。
先日、娘が東京大学の入学式に参列しました。
この日を迎え、こみ上げる想いと同時に、今だからこそ伝えたいことがあります。
それは、「特別な才能があったから合格できたわけではない」ということです。
むしろ、幼い頃の娘は、どちらかというとマイペースでした、
けれども、学ぶことを好きになる土台を、小さなころからコツコツ育ててきていました。
それが、今につながっていると感じています。
そして今、特にお伝えしたいのは
「女の子こそ、あえてやってほしい学びのタネがある」ということです。もちろん男の子も同じです。
女の子の幼児期に“あえて取り組んでほしい”3つのこと
①「積み木やブロック」で空間感覚を育てる
女の子はおしゃべりやごっこ遊びが得意な分、積み木や図形遊びは苦手に感じやすい傾向があります。
でも実は、この空間感覚や構造を考える力が、算数・数学、さらには論理的思考の土台となります。
だからこそ、苦手でもあえて遊ぶことが大切。楽しくしてあげると、大丈夫!
「この上に乗せたら倒れないかな?」「どうすればもっと高くできるかな?」と、
親子で試行錯誤しながら楽しむ時間が未来につながります。
②「正解のない遊び」をたっぷりと
工作、お絵かき、廃材アート、ごっこ遊び…正解のない遊びは、子どもの“考える力”を育てます。
「何を作ろう?」「どうすればうまくいくかな?」という試行錯誤は、
受験勉強よりもずっと前に、学ぶ楽しさや工夫する習慣を身につけるチャンスです。
③「できた」より「考えた」をほめる
「すごいね!」「できたね!」と褒めるのも素敵ですが、
それ以上に、「どうやって考えたの?」「なんでそうしたの?」と問いかけることが、
子どもの思考を深める何よりの励ましになります。
“考えた過程”を認めてもらうと、子どもは安心して試せるようになり、
「失敗してもいい」「挑戦していい」という心が育ちます。
今のお子さんの姿が、未来の姿につながります。
特別なことをしなくても大丈夫。日々の中で、小さな“考える習慣”を育てることが、
子どもの未来の可能性を広げてくれます。
「うちの子も、もしかしたら…」
そんな風に思っていただけたら、嬉しいです。
一緒に頑張っていきましょう。
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