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高学年の算数で苦手に感じやすい単元

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もちろん、お子さんよって異なりますが、今回は2点紹介します。
1. 割合と比
理由:割合や比は実生活で使う場面が多いにもかかわらず、公式や計算方法を理解しにくいと感じる子どもが多く、混乱しやすい。
解決法: 比を視覚的に理解するために、グラフや図を描かせる。実際の物を使って比を示すことで、より具体的に理解できます。

2.図形の体積
理由: 体積の計算は立体的な思考が求められるため、図形を平面で捉えがちで、実際の形と結びつけることが難しいと感じる子どもが多い。
解決法として
実物を用いる: 箱や球などの立体モデルを使って、体積を計算する。実際に水を入れて、どのくらい入るかを確認させる。
・展開図を描かせる: 立体の展開図を描くことで、どの部分がどのように折りたたまれて立体になるのかを理解させる。
・体積計算の反復練習: 単位を変える(立方センチメートル、リットルなど)計算を繰り返し行わせる。具体的な問題を解くことで、実践的な理解を促進する。

この単元は抽象的な概念が多く含まれており、理解が進むまで時間がかかる場合があります。苦手意識を持たせないためには、具体的な例や視覚的な教材を使い、日常生活の中で関連づけて教えることが効果的です。
一緒に頑張っていきましょう!

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