人が一目で認識できる数は3~4だと言われています。5以上の数は子どもにとっては大きくて難しいものになりますから、学ぶにあたって工夫が必要になります。おすすめは5をひとつのカタマリとして捉え、6は「5と1」、7なら「5と2」というように、5を土台にして大きな数の階段を登っていく方法です。5と1で6!、5と2で7!と、手と目をつかい脳を刺激することで、ただ唱えるだけでは身に付きにくい数量感覚を学ぶことができます。
タイルでどんなことが学べる?気になりますよね。教室では、以下のようなことを意識しながら学んでいます。
- 量を意識しながら数に親しめます
- 算数を学ぶうえで大事な位取りの学びにも最適です
- タイルを操作することで、計算の意味が理解できます
- くり上がりや、くり下がりの計算の仕組みもわかります
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■一個ずつくっ付けることで、■=1、■■=2、■■■=3・・・というような具体的な量と抽象的な数(数字)の結びつきを、手と目で確認できるようになります。
子供たちが自由に数字やタイルやマグネットを並べ「5つのかたまりが大事なんだ!」と理解。
5つが並んだら6~は右横へ並べてくれます。「■=1、■■=2・・・ ■■■■■ ■■■■■ =10、先生出来た!」 と色々気づいてくれました。