日記

東京大学の卒業式に参加してきました🌸

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🌸今春卒業された全ての学生さんたち、卒業おめでとうございます🌸

コロナの感染が国内で初めて確認された2020年に次男は東京大学に入学しました。
多くの制限を強いられた学生生活でしたが、アーチェリー部に所属し、部活動と勉学を両立しながら学友と楽しい大学生活を送っていました。

今年は4年ぶりに学生と保護者が揃っての卒業式が行われ、私も参加してきました。
東大の赤門や正門の前では記念撮影をする親子の姿がいっぱい見られました。
私も息子と写真を撮りました~。

息子は春から大学院に進学します。
私事ですが、節目のご報告をさせていただきました。ありがとうございます。

さて、少し受験のお話をしたいと思います。よく親御さんから質問されるんですが、『苦手科目と得意科目のどちらを伸ばすほうが大事ですか?』と。ほんと悩みますよね。もちろん、受験するからには、苦手科目をなくすことが鉄則です。(それが出来ないから悩むんですよね、分かりますよ💦)苦手を放置していると、本番で得意科目を取りこぼしたときのリカバリーができなくなります。苦手を克服するほうが、単純に点数の伸び幅が大きいという面もあります。
ただし苦手科目の対策に時間を使いすぎるのは危険です。結果的に、全体の点数が下がってしまう可能性が高いからです。苦手科目の対策ばかりしていると、得意科目の力が落ちてしまい、全体の点数が下がってしまいます。人間は、忘れる生き物ですから、(特に小さいお子さんは覚えるのも早いけど忘れるんも早いっ)どれだけ得意科目でも勉強しないと勘が鈍ってしまいます。計算も1日しないとタイムが遅くなったりやミスが増えます。本当かどうかわかりませんが、1日休むと取り返すのに3日かかる、と言いますよね。

算数(数学)を集中的に勉強して80点まで上げられたとしても、ほかの科目の勉強をおろそかにして70点の実力に下がってしまったら、全体としてはマイナス10点です。せっかく頑張ったのに、努力が報われない結果になってしまうのです。

ここで算数(数学)の点数を60点まで上げる勉強量にとどめて、ほかの科目をそれぞれ85点まで伸ばせれば、全体としてはプラス30点になります!勉強時間が同じでも、どう配分するかによって大きく結果が変わるわけです。そういったことを考えながら、苦手科目の勉強の合間に、得意科目を息抜きとして入れていきましょう!

どうしても受験生は苦手科目の克服だけにフォーカスしがちです。苦手科目ばかりに気を取られて得意科目の力が下がってしまうのは本末転倒です。いくら得意とはいえ、勉強を止めたら忘れていくだけです。
バランスを考えないと、努力しても全体の得点が下がる結果になりかねません。

自分の目標に向かって一歩一歩進んでいくことを忘れずに、そして困難に直面したときには自分自身を励まし続けてください。一緒に受験の壁を乗り越えましょう!心から応援しています。

娘と一緒に🥰

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