私は、大事なことが「3つ」あると思っています。
①「遊び」
子どもにとって遊びはとでも重要です。
「面白い!」と感じたことに夢中になる経験で、達成感や充足感を感じることができます。
子どもたちが自発的に興味をもった事柄に取り組む活動や経験の代表例が、遊びなのです。
そして、それが生涯にわたる学習意欲や学習態度の基礎となる好奇心や探究心を培うことに繋がります。幼児期の子どもの自由な心を大切にして、将来の「後伸び」に繋がる「遊び」が、いかに重要なのかお分かりいただけると思います。
②「環境」
子どもは自ら環境をつくったり、変えたりすることはできません。そのため、親や大人の環境作りが大変重要です。しかしながら、大人が介入しすぎると「主体的な活動」にはならなくなります。そのため、子どもの心が自然と動いて、自分から活動したくなるような働きかけが大切です。難しく考えずに、身の回りのものを使って活動しやすい環境に整えてあげましょう。
③「考える力」というのはどれも幼児期に重要です。
子どもはどうやって【考える力】を養っていくのでしょうか?
幼児期の子どもが、遊びなどを通して【考える力】を育んでいくステップには、以下の3つあります。
1.興味をもつ段階。心を動かされることによって、行動に移したい気持ちが高まります。
2.行動に移す段階。思わず関わりたくなるような仕掛けができるとよいですね。
3.試行錯誤する段階。自ら工夫したくなるような働きかけがポイントです。
このような過程を経て、【考える力】を身に付け、問題解決能力や思考力、判断力、表現力などの芽を育んでいくのです。
教室では、以上のことを意識しています。是非一緒に頑張りましょう。