お買い物トマト30円とパイナップル70円で合わせていくらかな?
たし算・ひき算
「くり上がり・くり下がり」が苦手なお子さん。計算をスムーズに進めるためには、「いくつ」と「いくつ」で答え10になるかが、パッと答えられるように練習しましょう。百玉そろばんや物を使うと分かりやすいです。 また、「ラムネ4円のアメと5円のラムネを買うと何円?」などと、お買い物ごっこをすると楽しく学習できます。毎日少しの時間でいいので続けましょう。
九九
何より楽しく覚えることが成功への近道です。リズミカルな九九の歌もあります。歌で楽しく覚えられるのでかけっぱなしにされる、自然と歌っていることもあります。 4、7、8の段は、「し」「しち」「はち」と音が似ているので、混同しやすく、特に間違えやすいです。覚えられない場合は、「7×3」と「3×7」のように、「かける数とかけられる数をひっくり返しても答えが同じ」ということに気づかせると、たとえ忘れてしまっても、逆なら言えることもあるので、安心材料になります。覚えられるようになるので大丈夫です。頑張りましょうね。
わり算
3年生でつまずきやすいのが、わり算と分数です。
わり算は、九九をしっかり覚えていれば心配ありませんが、九九に不安がある場合は、「16は4と何をかけたらいい?」「答えが24になる九九を全部見つけてみよう。」などのようなかけ算の問題に慣れていくことから始めると、スムーズにわり算に進めます。ゲームっぽく問題を出してあげると喜びます。
わり算はできても、あまりのあるわり算になると急につまずいてしまうお子さんがいます。「割られる数より大きくなる商を見つけて、割られる数を引いて余りにしてしまう」、「余りが割る数より大きくなってしまう」などの間違いがみられます。
このような場合は、おはじきなどの現物を使って実際に分けてみると、視覚で確かめられるので、自分の間違いに気づき理解が深まります。
分数
分数は、「分母」「分子」のような聞き慣れない用語も出てくるので、「分数」=「難しい」となっているのではないでしょうか。
「分数」は、すでに日常生活でも使っています。丸いケーキやピザ、ヨウカン笑を家族で分けるときのように、一つのものを何人かで分けるときには、「○等分しよう。」と言って分けますよね。それと結びつけて考えるのがいちばんわかりやすいです。
また、料理のお手伝いをして、「小さじ2分の1」「カップ3分の1」などと使い慣れていくことでイメージがわき、理解しやすくなります。
↓ 下の分数パズルゲームは、長男が実際遊んものです。20年以上前のものです笑。ゲーム風にすると、子供は楽しくいつまでもやってくれます。その頃から、サイコロも大好きでした。
単位
つまずきやすい単位換算は、「1cm=10mm、1m=100cm、1km=1000m」などの基本となる単位の関係を「長さ・かさ・重さ」のそれぞれで整理して早見表のようにしておくと便利です。
子供は忘れるのも早いので、何回も確認してあげたり、実際現物を使って教えてあげましょう。単位の表をリビングに貼ったり、ラミネートにしたりしてちょっとしたときに確認でいるようにしてあげましょう!