夏休みも残り1か月。
幼児期の算数は、ドリルやペーパーより、日常の「遊び」と「親の声かけ」です。
この時期に親子で少し意識するだけで、「算数って楽しい!」という気持ちが未来の学びにつながります。
子どもがやること(遊びで算数体験)
- 数を数える
階段を上がるときに「1、2、3…」、おやつを「5個ずつ分けっこ」。
→ 数えるたびに数字が「生きたことば」になります。 - 量や大小を比べる
水遊びで「どっちが多いかな?」、粘土で「大きいケーキと小さいケーキ」。
→ 「比べる力」は算数の土台です。 - 形に親しむ
マグフォーマーや積み木で形を作ったり、折り紙で「三角を何個作れたか」数える。
→ 形を見つける目が育ちます。 - パターンを見つける
ビーズや洗濯ばさみで「赤・青・赤・青…」。
→ 規則性を見つける力が伸びます。
親の言葉がけ(算数を好きにする魔法のひとこと)
- 「あと2回でおしまいだよ」→ 数を生活の中で自然に耳に入れる
- 「3つ数えられたね!上手にできたね」→ できた瞬間に褒める
- 「どっちが大きいと思う?」→ 考えるチャンスをあげる
- 「パパに見せてあげよう!」→ 自信を積み重ねる
- 「一緒に数えてみよう」→ 親も一緒に楽しむ雰囲気をつくる
1か月の進め方(例)
- 1週目:数えるあそび(おやつ・階段・おもちゃ)
- 2週目:形あそび(ブロック・折り紙)
- 3週目:比べるあそび(水・粘土)
- 4週目:まとめ(生活の中で算数のことばを増やす)
まとめ
幼児期の算数は、「正解」より「体験」、そして「親の声かけ」がカギ。
あと1か月、遊びの中で数や形にふれ、親子で「できた!」をたくさん積み重ねていきましょう。
その小さな一歩が、未来の算数好きにつながります。





