「忙しくて、なかなか勉強を見てあげられない」
そんな悩みを持つ親御さんは多いと思います。
実は私も、かつては正社員としてフルタイム勤務をしていました。
毎日忙しくても、ちょっとした工夫と関わり方で、子どもはぐんぐん伸びるのです。
ここでは、働く親だからこそできる《3つのポイント》をご紹介します。
1. 「教える」より「一緒に考える」が子どもを伸ばす
子どもが間違えても、すぐに答えを教えなくて大丈夫。
「どうしてそう思ったの?」「次はどうなるかな?」と一緒に考える時間が、思考力と自信を育てます。
親のひと言が、子どもに“考え直す力”を与えます。
正解を押し付けるより、問いかけることが大切です。
2. 子どもが「やってみたい」と思える環境をつくろう
勉強は「やらせる」より、「やってみたくなる」仕掛けが効果的です。
- 教材を机の上にそっと置く
- 「楽しそうだね」と声をかける
たったこれだけで、子ども自身の「やってみようかな?」という気持ちが引き出されます。
スマホ教材も便利ですが、鉛筆を持って手を動かして考える体験は、やっぱり強い力になります。
3. 1日5分でも“毎日”続けることが算数力アップの秘訣
長時間まとめてやるよりも、短くても「毎日ちょっとだけ」が効果的です。
「昨日より速くできた!」「今日は難しかったけど頑張った」——
そんな小さな成功体験が、子どもの算数センスを育てます。
例えば、忙しい日でもできるこんな工夫があります:
- 帰宅後、お皿を洗いながら「全部で何枚あるかな?」と一緒に考える
- お風呂で「半分ってどのくらい?」と話してみる
生活の中にたくさんの学びのチャンスがあります。
忙しい親でも大丈夫。大切なのは「質」と「関わり方」
たくさん教える時間がなくても大丈夫。
子どもはママやパパのまなざしと、ほんのひと言の声かけで大きく伸びていきます。
「時間」より「質」
「量」より「関わり方」
愛されていると感じながら学ぶことが、子どもにとって最高の学びの土台です。
一緒に無理なく、楽しく算数力を育てていきましょう!

